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2023.09.02

部活動 剣道部

桜丘高校剣道部~インターハイと後輩への想い~

 本日は、桜丘高校の剣道部をご紹介します。
 今年、男女ともにインターハイへの切符をつかんだ桜丘高校剣道部。今回はその練習の様子と部員たちの生の声をお届けします。女子編・男子編と別れておりますので、是非最後までご覧ください。
~女子編~
 女子剣道部は3年生4名、2年生3名、1年生5名、さらに中学生1名を加えた計13名で活動しています。女子剣道部のモットーは「やる時はやる!」。練習前は仲良く談笑しながら準備をしていた部員たちですが、稽古が始まった途端にスイッチが入ります。武道場に掛け声を高らかに響かせながら基礎練習が始まりました。
 部長の森谷真衣さん曰く、女子剣道部の強みは一人一人が個性的なところであり、その個性が剣道の戦い方にも活きるのだと言います。「やる時はやる!」の言葉通り、練習は厳しく行いながらも練習以外の時間は部員同士のコミュニケーションを大切にするところが強さに直結しているのかもしれません。
部長の大森真衣さん(三年)
 そんな女子剣道部は今年、史上二度目のインターハイ出場を果たすことになりました。インターハイ前は「選抜大会で悔しい思いをしたからこそ、インターハイでは頑張りたい」と語っていた森谷さん。大会を終えた心境を、同じく三年生の青山姫良里さんも交えてお話をうかがいました。
Q.インターハイを終えた率直な感想を教えてください。
森谷)予選リーグを突破することができなかったので、一番は悔しい気持ちが強いです。
Q.インターハイにはどのような思いで臨んだのでしょうか。
青山)今回は私たちにとって二度目の全国大会でした。一度目は悔しい思いをしたからこそ、今回は少しでも悔しい思いをしないよう意気込んで大会に臨みました。
Q.インターハイやこれまでの部活動を振り返ってどのような想いがありますか。
青山)3年間コロナで自由に活動できなかったり、きつい稽古も沢山ありましたが、とにかく楽しかったです!
森谷)人数が少ない中で最後まで皆で戦うことができてよかったです!
 お話しした短時間でも女子剣道部の和やかな雰囲気と熱い気持ちが伝わってきました。インタビューにご協力いただいた女子剣道部の皆さん、ありがとうございました。続いて男子編です。
~男子編~
 男子剣道部は、3年生6名、2年生4名、1年生5名の計15名で活動しています。稽古にお邪魔すると、そこには既に素振りを行う部員たちの姿がありました。稽古中、私語は一切なく、竹刀が風を切る音と部員たちの掛け声だけが広い武道場に響き渡ります。思わず息をのむ緊張感でした。
 
 男子剣道部の部長は三年生の三井君と吉川君です。「学年問わず自分の個性が出し切れており、試合ではチームとして戦うことができています。」と男子剣道部の長所を語る三井君。確かなチームワークが男子剣道部の強みだと言います。
 
部長の三井君(左)と吉川君(右)
 今年男子剣道部は三井君が個人戦でインターハイの出場を決めました。部員全員で三井君の戦いを見届けた剣道部ですが、今年のインターハイは一体どのような大会になったのでしょうか。今回は、部長の吉川君にインターハイや剣道部への想いをうかがいました。
Q.インターハイを終えた率直な感想を教えてください。
吉川)男子は三井君が個人で出場したため、プレッシャーも大きかったと思います。結果は振るいませんでしたが、最後まで部員全員で戦いを見届けることができてよかったです。
Q.インターハイを振り返ってみて、どのような大会だったのでしょうか。
吉川)県大会を勝ち上がってきているので相手のレベルも高かったですが、三井君もその雰囲気に飲まれずに自分の力を出し切って頑張ってくれました。悔しい結果にはなりましたが、後輩も含めて全員で北海道へ行き応援できたので、実際に自分が見て感じた刺激を次に繋げていければいいと思います。
Q.剣道部にとって、今年はどのような夏だったでしょうか。
吉川)自分たちの代で団体戦での全国大会出場を逃してしまったので、その悔しい思いを後輩たちにはしてほしくないと思っています。新チームで基礎から固めていき、自分たちが成し遂げられなかった団体戦での全国大会出場を達成し、目標を叶えて欲しいです。
Q.剣道部の今後の目標を教えてください。
吉川)今年の新チームは一二年生合わせて9人しかいません。少ない人数の中で一丸となって、全国選抜とインターハイを勝ち上がり、全国で活躍して結果を残してほしいです。
 
 
 男女ともに、後輩の活躍を願う三年生。後輩たちは先輩の想いを受け取り更なる飛躍を遂げてくれることを祈ります。
 新体制が始まる桜丘剣道部、応援をよろしくお願いいたします!
(文責:ワドー)
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