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第１回目となる今回は、2018年度に桜丘高校普通科を卒業し、現在OSGで働きながら硬式テニスを続けている山口雄矢さんにインタビューしました。
山口さんはこのたび、東京・有明コロシアムで開催される、日本で最も名誉ある大会「全日本テニス選手権」への出場権を獲得しました。

Ｑ　全日本選手権本戦出場を決めた経緯を教えてください。
Ａ　8月25日から31日まで広島県広島市で行われた「中国テニス選手権大会」（日本で２番目に権威ある大会）で計９試合を戦い、準優勝することができました。大会ではプロ選手３名にも勝つことができました。本来、本戦出場権は優勝者のみが得られるのですが、１位の選手がすでに出場権を持っていたため、２位の私が繰り上げで出場することになりました。

Ｑ　本校ＯＢで全日本選手権に出場した方はいますか？
Ａ　私の知る限りでは、いないと思います。

Ｑ　大会への意気込みを聞かせてください。
Ａ　チャレンジャーとして、あまり固くならずに楽しみながらプレーしたいと思います。

Ｑ　テニスとの出会いは？
Ａ　母の影響で６歳の頃から、週に１回ほど遊び感覚で始めました。

Ｑ　本格的に取り組もうと思ったのはいつ頃ですか？
Ａ　桜丘中学校に入学して松島先生と出会ってからです。先生のおかげでテニスがさらに楽しくなりました。

Ｑ　桜丘での経験から得たことは？
Ａ　テニスを「楽しむ」ことの大切さを学びました。そのおかげで、苦しい場面も乗り越えられたと思います。

Ｑ　後輩たちにメッセージをお願いします。
Ａ　勝負の結果ばかりを意識しすぎず、「今できることを全力でやる」ことが大切です。たとえ結果に結びつかなかったとしても、その努力は社会に出たときに必ず生きてきます。

（文責：田嶌）