News

2023.06.08

普通科

いちゃりば結々パート1

普音科2学年修学旅行が無事終了しました。5月31日(月)に出発して延泊も挟み、6月2日(金)の日をまたぎ3日(土)の深夜から早朝にかけて豊橋に到着するという大旅行になりました。改めてご心配をおかけして申し訳ありませんでした。また、ご理解とご協力に感謝申し上げます。
今年の修学旅行では「いちゃりば結々(ゆいゆい)」というスローガンを掲げていました。まずはこのスローガンを考えてくれたリーダー会の生徒の言葉を載せます。
「『いちゃりば結々』は沖縄の方言で『出会えば心つながる』という意味です。この修学旅行を通して沖縄の歴史や平和の学びとの出会いだけでなく、実際に沖縄の人々と出会い、時を共にし、心を繋ぎたいという想いからこのスローガンにしました。この修学旅行を共にできる2学年のみんなで心を繋げ合いながらより良い修学旅行にしていきたいです。」
この修学旅行は例年にも増してたくさんの方々の協力と支えがあって成り立った旅行であり、生徒たちも身に染みて感じたのではないかと思います。
そんな修学旅行の中から今回は初日の様子をお伝えしたと思います。
まず那覇空港からバスで移動し、平和の礎へ向かいました。平和の礎ではガイドさんの案内のもと、石碑に刻まれている名前について様々なことを学びながら周りました。
続いて平和祈念資料館での自主研修がありました。資料館の中では多くの生徒が生存者の証言集に足を止め、じっくりと読む姿が印象に残っています。感想を聞いてみると、証言集に記載されている言葉の「生々しさ」に衝撃を受けている様子でした。その後平和祈念堂では式典が行われました。代表生徒によって平和宣言文が読まれ、千羽鶴が奉納されました。最後に館長さんの講話によって式典は締めくくられました。
その後は再びバスに戻り、初日の宿泊場所であるダブルツリー&ヒルトン那覇首里城へ向かいました。夕食後は2会場に分かれて平和講演が行われました。生徒たちは旅行前の授業などで事前学習して得た知識などを活用しながら真剣な様子で話を聞いていました。
このようにして初日は終了しました。平和学習に特化した工程であり、たくさんの学びがありました。この日は天候に恵まれたものの、沖縄の暑さにまだ体が慣れない生徒もいるようでした。
次回は、修学旅行2日目についてお伝えしたいと思います。
(文責:福冨)
PAGE TOP