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2023.02.18

お知らせ

少しの勇気で救われる命がある

 2月14日(金)に社会貢献の一環として全科3年生の希望者を対象に卒業献血と骨髄バンクドナー登録を行いました。例年実施していましたが、新型コロナウイルスが流行してからは感染状況を鑑みて中止をしていたため、久しぶりの実施になりました。
実施に伴い、1月中旬に普音科には朝礼時に放送で、英数科と高等部には説明会で献血と骨髄バンクドナー登録についての話を行いました。献血については、養護教諭から行い、骨髄バンクドナー登録については、桜丘学園の前理事長であり、東三河骨髄バンクを支える会の満田稔先生よりお話を伺いました。下の写真は、その時の様子の写真です。
  
 説明会を行ったクラスの生徒たちは、配付された資料を見ながら、献血やドナー登録の現状や必要性についての話にしっかりと耳を傾けていました。生徒の中には、説明会後に「注射の針は太いですか?」「骨髄移植は痛いですか?」など、素朴な疑問を尋ねる姿が見られました。
 献血・ドナー登録当日は、献血車が2台来てくれました。サクランドに見慣れない車が停まっているので、今回希望しなかった生徒や他学年の生徒たちも献血車に関心を持っていました。
  
 ドナー登録では、希望する生徒は市の職員から登録に関しての説明を受けたのち、希望する子のみ少量の採血を含む手続きを行いました。
献血では、受付後問診、血圧、体温測定などの健康診断を行い、診断結果に問題がなければ、採血を行います。生徒の中には、受付前から緊張している生徒や、何度も「痛くないよね?」と確認する生徒などもいましたが、最後は緊張しながらも勇気を出して献血に挑んでいる姿を見て、とても頼もしいと感じました。
献血、ドナー登録のどちらにも共通するのは、少しの勇気で救われる命があるということです。どちらも多くの人が血液やドナー登録をしてくれる人を必要としていますが、必要とする数が集まっていないのが現状です。少しでも献血やドナー登録に興味がある人は、勇気を出して救いの手を差し伸べてもらえるとありがたいです。
(文責:冨安)
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