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2023.02.07

英数科

【高校生活の思い出に 皆で学食ランチ】

高校3年生たちは、入学以来、様々なコロナ感染対策の制約を受けながら高校生活を送ってきました。楽しい時間であるはずのお昼休みも、教室の自席で黙々と食べる毎日だったのです。しかし、子どもたちは出来ることを見つけ、工夫し、主体的に充実した3年間を作り出していきました。永いと思っていた3年間も残すところあと約3週間となりました。
これまで一度も学食で食事できていなかったので、卒業前に学食体験をさせてあげたいという思いで、「お任せランチ」企画が立ち上がりました。広々とした学食会場は、コロナ禍になって以来、一度も使われず、テーブルや椅子も撤去された状態だったのですが、今回この学食体験のためにテーブルセットが設置されました。この企画の陰には、大勢の方々の思いと支えがありました。発起人となった校長先生をはじめ、「お任せランチ」のチケットづくり、会場設営してくれた先生方やお手伝いの生徒たち、子どもたちが喜びそうなメニューを考え、準備、調理から配膳まで担ってくださった食堂の方々などなど。
当日の生徒たちの笑顔、また笑顔。英数科3年生たちはこれまで必死に受験勉強に取り組んできました。友達とゆっくり語り合うような暇もなかったくらいです。そして、まだまだ受験は続いています。そんな子どもたちが、卒業を目前にして、学食で楽しそうに食事している姿を見れたのは嬉しい限りでした。「美味しかった?」と尋ねると、全員が全員、笑顔で「うん!」と答えてくれたのも印象的でした。子どもたちがお腹いっぱい食事している姿ほど、幸せな風景はありません。彼らにとっても良い思い出になったことでしょう。
※ 本校では、十分な感染対策を行っています。(文責 村田)
    
    
    
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