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12月16日金曜日の6時間目、普音科の修学旅行結団式がありました。

本来は、2年生の5月に沖縄県に修学旅行に行きますが、この学年はコロナ禍でいけませんでした。

沖縄修学旅行のためにたくさん準備もしてきました。しかし、行けず悔しい思いをしました。

今の2学年は無事5月に沖縄修学旅行を実施することができ、3学年の一部からは「いいなあ、、、私たちも行きたい」「なんで私たちの学年はいけないんだろう」という声が上がってきました。

教員側も、「コロナ禍でたくさん今の3学年には我慢をさせてきたから羽を伸ばさせてあげたい」という思いで会議を重ね、進路などもほとんど決まった12月19日から12月22日に決行することが決まりました。

ただ、部活や一般入試の関係で修学旅行に行きたくても行けない生徒もいます。例えば、バスケットボールの部員です。12月24日からウインターカップが始まり県代表として頑張ってきます。この子たちの壮行会も結団式のときに行いました。部員10名の思いを聞き、自然と拍手が起きとても温かい学年だと改めて実感しました。

ただ、行先は本来行く予定だった沖縄県ではなく、“広島県、岡山県、兵庫県、香川県、大阪府”と5府県に渡り行くことになりました。テーマは平和です。結団式では、代表生徒による決意表明がありました。本当に感動しました。原爆ドームで戦争のことを学んだり、阪神淡路大震災のことを学んだりします。学ぶだけではなく、生徒たちがとても楽しみにしているユニバーサルスタジオジャパン！クラスのみんなと出かけるのはもうありません。あっという間だった高校3年間。3泊4日でとびっきりの思い出を3年間過ごしてきた「ナカマ」と作り上げていってほしいです。

文責：北村