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2022.12.29

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全国大会受賞作品を紹介します!

※校長ブログにも取り上げていただきました。是非そちらもご覧ください!

「桜丘といえば〇〇。」

読む人によって空所の中身は違ってきます。

例えば、「学園祭」。昨今は情勢を鑑みて、一般公開は入場制限を設けて実施していますが、学校関係者だけでなく地域の方々にも“規模の大きさ”が広く知れ渡っている行事です。他には「部活動」も入るのではないでしょうか。多くの部活動が県大会、東海大会、全国大会へと出場しています。いわゆる部活動の強豪校としての側面もあります。例を出せば限りがありませんのでこのくらいにしておきます。

今回紹介したいのは〇〇に新しく仲間入りした「小説」です。

第26回全国高校生創作コンテスト(國學院大学・高校生新聞社の共催)において、3年S組の近藤聖斗くんが応募総数600以上の中から短篇小説の部(4000字以内)で佳作に選ばれました。佳作は同部門から5名のみ選ばれます。非常に狭い門を潜り抜けた近藤くんにインタビューしてみました。

―今回のコンテストに応募したきっかけは?―

近藤くん:高校3年間で「〇〇を頑張った!」という想いと実績が欲しくて応募しました。

―制作時間はどのくらいかかりましたか?―

近藤くん:構想を含めると約半年ほどかかりました。実際に書き上げたのは1週間ほどです。

―制作中にこだわったことはありますか?―

近藤くん:登場人物が思ったことや体験したことを全て直接的な言葉で表現するのではなく、「この人物は今〇〇な気持ちなのかな?」と読んでいる人が考える隙間(=行間)が生まれるような言葉選びに時間をかけました。

行間を読ませるために今持っている技術を全て注いだ近藤くん。桜丘に「小説」という新たな風を吹き込んでくれました。桜丘には生徒会をはじめ、人前に立って自身の想いを熱く語ることができる生徒がたくさんいます。自分を表現できる生徒がたくさんいます。近藤くんもまた、知的で立派な表現者です。今回は、18歳の子が書いたとは思えない巧みな表現をみなさんと共有したいと考え、主催側に許可をいただいて全文を掲載することにしました。スマートフォン、タブレットで下記のファイルをご覧になれない方はPCからアクセスしてみてください。

小説のタイトルは『夢想画家』です。近藤くんの半年間が詰まっています。是非ご一読ください。

第26回全国高校生創作コンテスト 短篇小説の部 佳作 近藤聖斗『夢想画家』.pdf

(文責 三島)

 
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