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『行きたくなる文化施設』ってどんなところ?

音楽科
 12月18日(土)豊橋市民文化会館にて、豊橋市役所「文化のまち」づくり課主催のワークショップ: 『行きたくなる文化施設』ってどんなところ?が開催されました。

桜丘高等学校からは音楽科1年生の斉藤穂乃香さんと陶山由季乃さん、音楽科卒業生からは飯室裕太君と長坂汐莉さんが参加した他、豊橋東高等学校(演劇部)、豊橋商業高等学校(演劇部)、藤ノ花女子高等学校(箏曲部)の生徒の皆さんが参加し、大変活発なワークショップが展開されました。

①どんなイベントを開催すれば来たいと思う?
②どんな施設だったら利用したくなる?
③市役所に望む事は何?

 これらのテーマを元に、桜丘からは音楽に特化した意見が多く出されました。将来自分たちが音楽活動を続けていくために豊橋市民文化会館がどうあるべきか、この日出会ったばかりの先輩と後輩で知恵を絞って考えました。
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・文化会館にホールが複数あれば、効率的に同時にコンサートが開催できる。
・他校と合同で公開レッスンを開催: ピアノを始めとする楽器、そして吹奏楽で演奏する楽器についても外部講師を招き、ホールでレッスンを受けることで他校とも交流でき、技術も向上する。
・文化会館に防音室を作り、練習室としても借りられるようになると良い。
・ガラス張りの親子室があれば、幼い子が親と共に来場した時に、泣き声を気にせずに一緒に演奏を聴くことが出来るようになる。そうすることによって幼い頃から生の音楽に触れるチャンスが増える。
・楽屋の防音化。(楽屋で音出しをして、そのまま本番のステージ上に移動できるように)
・交通手段として、市電の沿線の延長、バスの本数を増やす。
・雰囲気作りのために文化会館と公園と一体的に考えられると良い。
・駐車場が少ないので立体駐車場か地下駐車場を整備する。
・心機一転、「文化会館」という名前そのものを変える。分かりやすい名称にした方が良い。愛称を付けるのも良い。

 他校からも大変興味深い意見が出されました。
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・わかば議会とのコラボ
・ライブビューイング
・学生でも文化会館を利用しやすい料金設定。学割。
・公式SNS開設。
・学習室を2つに分ける(個人で静かに自習できるスペース、教え合いができるスペース)
・文化会館は出入り口が分かりにくいので外観を工夫する。明るい雰囲気、可愛い雰囲気も良い。流行も取り入れる。例えばフラワーアート、イルミネーション、キッチンカーなど。

 今回のワークショップはかなり盛り上がり、3時間以上続きました。最後は各校でプレゼンテーションも行い、それに対して他校から感想や意見も聞けました。未来ある若い世代の意見を大変親身になって市役所の方々も聞いてくださいました。豊橋市民文化会館に今後新たな道が開けていけますように♫  (文責: 野畑さおり)