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コロナ禍での生徒総会

高等学校
桜丘高校は自主活動が盛んに行われています。
コロナ禍で密を避けるため、全校生徒が同じ空間に集まることができなくても、なんとかして実施したいという生徒会の強い想い、そして桜丘高校全体の協力のもと実施することができました。

今回の生徒総会のテーマは『明日を迎えに行こう!~つながりを再確認する生徒総会~』でした。

以下は生徒会顧問の船越先生の言葉です。
「コロナ禍における学校生活。生徒の中にある気持ちは、諦めなのか、落胆なのか、絶望なのか、生徒に聞いてもわからない。大人であっても、この状況を“仕方ない”とあきらめてしまう現状。
コロナで遅れてしまった分、あれもやりなさい、これもやりなさい、こうしないと追いつけない…と急いで生きることを強いられているような日々。修学旅行も、大会もなくなった。確かに辛く、悲しいこと。しかし、わたしたちには仲間がいる。学校もある。先生もいる。批判の声もあるけれど、応援してくれる声もある。わたしたちは前を向いていきたい。
“明日に向かって”今の学校の現状から、学年や科のつながりを再確認する時間にしたい。」

例年なら全校生徒が体育館に集まり、同じ空間で議案を共有するのですが、密回避のために、今年は体育館だけではなく教室も使用して、リモートで行いました。
前日、生徒会の生徒やOBOGも駆けつけて行ったリハーサルで、ネット環境のトラブルから同時に中継できないかもしれないということがわかりました。夜遅くまでかかった準備ですが、不安を抱えたまま当日を迎えるしかありませんでした。

そして当日、途中で映像や音声が途切れないか、リモートでみんなに想いが伝わるのか、この生徒総会に関わるすべての人が不安だったと思います。


準備に手間取ったり、音が反響してしまって聴き取りにくい場面もありましたが、画面の向こうで話す仲間たちの言葉を一生懸命聴こうとする姿勢が印象的でした。


教室にいる生徒たちも、真剣に耳を傾けています。

以下は生徒会会長の平川好琉(いる) さんの言葉です。
「私は“笑顔があふれる学校”をみんなで作っていきたい。当たり前だけれど今もっとも難しい目標だと思います。
マスク越しには見えにくい笑顔。見えにくいから伝わっているのかわからない思い。この「前に進んでいいのか、ブレーキをかけて今ここにとどまることが求められているのか」わかりにくい現状。そんな世界の中で笑顔はどんどん減っていきます。
しかし、いつの時代も順風満帆で歩めていたことなんてないと思います。桜丘は戦争も乗り越えてきました。雲仙普賢岳の噴火のときも、阪神淡路大震災も、東日本大震災も、社会が下を向きそうなときも、前を向いてきました。その前を向くとき、桜丘はいつも、「笑顔になれる“言葉”とともに」乗り越えてきました。
 今、私たちには、現状に負けず、社会の風に負けず、前を向く勇気を出して歩めているでしょうか。部活動の大会は中止になってしまったけれど、今年にしかない特別な大会を経験できました。桜丘には“前を向く勇気のかけら”はたくさんあります。
 「ステイホーム」「自粛してください」「三密を回避してください」このような言葉は命を守る言葉。わかっているけれど、みんなに早く会い、早く学校に行きたいという気持ちも本当の気持ちです。
 “やりたい”ではなく、“やれない”が当たり前になってしまい、乗り越えられないのが日常になってしまった。皆さんはそんなそんな“今”を乗り越える“何か”を持っていますか?いつ襲ってくるのかわからないコロナウイルスに“明日を”諦めていませんか?
 そんな現状を桜丘がこれまで歩んできた道と同じように、『私たちだけが生み出せる未来を切り開く“言葉”』とともに進めるはずです。
 それが、櫻輝祭テーマとなり、桜丘を、社会を導いていきます。ここまでも乗り越えてきた私たちです。全校のみんなで、この言葉を生み出し、その先にある“笑顔あふれる学校”をみんなで作りませんか?私たち桜丘生だから、できる、やり抜ける。ぜひ、みんなで考えましょう。よろしくお願いします。」


中継会場の会議室の様子です。
マイクの前で話す人だけでなく、司会者、書記、撮影をする人、カメラを切り替える人…見えないところでも多くの生徒会役員が関わっています。
桜丘が好きだから、みんなが楽しいと思えるような学校にしたいという気持ちを持って集まったメンバーですが、いつも本気で桜丘高校と向き合っています。

もしかしたら、満足のいく生徒総会ではなかったかもしれません。
何を言っていたのか、伝わりにくかったかもしれません。
しかし、みんなが楽しく、安心して学校に通えるにはどうすればいいか、いつも考えている先生や仲間がいるということは、ぜひ覚えておいてください。
学年、科の代表として自分の想いを伝えてくれた代表生徒のみなさん、ありがとうございました。
そして、この生徒総会の1時間のために、誰よりも学校のことを考え、休校期間中もリモート会議で打ち合わせをしたり、当日はもちろん、何日も夜遅くまで準備をしてくれた生徒会のみんな、本当におつかれさまでした。
(文責:英数科 彦坂)