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「桜丘の定期テスト」

普通科
「始め。」
チャイムの音とともに紙をめくる音が聞こえた今日は、1学期期末テスト3日目。 
全体を見渡した後にふと生徒の解答用紙に目をやるともう1列目が埋まっているのは、
コロナに振り回された1学期を必死に頑張った結果なのだろう。

テスト直前の朝学習の時間はわずか10分程度。取るに足りない時間だが、勉強に取り組む生徒の様子を見ていると10分ではおさまらない気迫や気概を感じ取ることができる。
『ああ。僕ももっと頑張ろう。』
そんな気持ちになる。

生徒にとって点数は自分自身の努力を客観的に捉えるのに最適な数字だろう。
それでも生徒には点数に至るまでの過程を大切にしてほしいと思う。
クラスメイトが高得点で、自分は高得点とはいえない点だとしても自分を卑下する
必要はない。だが、この期間の努力を一番知っているのは自分自身なのだから、点数を取れなかった原因はしっかり振り返ってほしい。

1学期もあとわずか。最後まで頑張ろう。

(文責:1年 鈴木智哉)