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離れていてつながっている

高等部
桜丘では、毎月11日に行い続けてきた東日本の復興支援募金活動ですが、コロナの影響で、一時中止となりました。それでも自分たちに何かできることはないかと考え続けました。
その結果、オンラインであれば、離れていても作業ができるということで、アプリを使い、生徒会全員でメッセージ動画を作ることになりました。

その制作秘話を、生徒会長の熊谷くんから聞かせていただきました。

当初は手話動画を作るつもりだったそうです。しかし、言葉だけではなく、視覚からも気持ちを伝えたい。何より‘つながり‘を強調するために、オリジナルの「大漁旗」を作ることに決めたそうです。

大漁旗とは、漁師が縁起を担ぐ祝い旗として有名です。その旗には、荒波を船で乗りこなすホヤボーヤが描かれていますが、そこには「力を合わせれば、どんな苦難も乗り越えられる」というメッセージが込められているそうです。

動画の中では、大漁旗が出来上がる様子が描かれています。生徒会メンバーで分担して製作しているため、場面ごとに垣間見える個性の違いにも注目してもらいたいです。

慣れないスマホでの編集作業ではありましたが、
早回しやテロップを入れるなどの工夫、
何より心のこもった応援メッセージがあり、
本当に素晴らしい作品になりました。

最後に熊谷君からの一言。

「つらい時こそ笑いましょう。
笑顔は伝染します。1人が笑えば、それを見た人も笑顔になり、それがどんどん広まって、困難を乗り越える力になります。」

現在、生徒会では、新入生の歓迎会に向けて準備を進めています。
登校再開後が楽しみですね。 
http://www.sakuragaoka-gakuen.ed.jp/h-top/course/copy-139  

  

(文責 高等部 米川)