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いってらっしゃい

普通科
 2月28日(水)、ついに卒業式が行われました。前日には予行練習や賞状授与式が行なわれ、授与式後に普音科3年生は、最後の学年集会を開きました。教員一人ひとりからのメッセージスライドが流れ、最後には学年主任から手紙が読まれました。スライドのメッセージを読んで涙を流したり、「おぉ〜!」という歓声が上がったり、自然と拍手が湧いたりと、生徒が素直に反応するのを見ると、私たちもなんだか嬉しくて泣けてきました。3年間の付き合いの中で築いてきた、教員と生徒の信頼関係・絆が目に見えたような気がしました。

 式当日、女性教員チームは生徒の門出を祝して、全員揃って袴を着ました。若手チームはなんの躊躇いもなく「袴姿でお祝いしよう」と思い至りましたが、学年主任からは「今までは主任や担任が袴を着ることはあっても、副担任の先生まで袴を着ることはめったになかった。副担任の先生たちにも袴を着て祝福したいと思ってもらえて嬉しいし、そう思わせてくれたこの学年が本当に温かかった」という言葉がありました。

 文字通り、卒業式も温かいものになりました。今年の答辞はスライドだけで行なうのではなく、生徒の生の声を届けたいということで、昨年までとは違う形で行ないました。実行委員会が「代表者ではなく代弁者だ」という思いで答辞を作ってきましたが、全科3年生の思いをしっかりと代弁できたと感じました。最後に「麦の唄」を合唱した時には会場が一体となり、みんなの思いが一つになったような気がしました。私も一緒に歌おうとしたのですが、最初の言葉を口にしただけで涙が溢れ、詰まってしまいました。普段から自分の感情を素直に出す生徒も、感情を表には出さない生徒もみんな涙を流して歌っているのを見ると、桜丘での3年間がどれだけ大きく、どれだけかけがえのないものだったのかが伝わってきました。それだけたくさんの人から愛された3学年だったと思いますし、卒業してからもたくさんの人から愛されるのだろうと感じました。
  
 最後のHRでは、生徒一人ずつ一言話をしたり、担任・副担任の先生からの最後のメッセージが伝えられたり、それぞれのクラスらしい雰囲気でクラスが閉じられました。あるクラスでは、「さよならは言いません。“いってらっしゃい”と言うから、君たちは“行ってきます”と言ってくれ。そしてまた戻ってきた時には“ただいま”と言って帰って来い。」という言葉が。これで生徒は桜丘高校を卒業し、ここを離れていきますが、桜丘高校はいつまでもここにありますし、我々教員もずっとここにいます。いつでも安心して帰って来られるよう、私たちはみんなの帰る場所を守り続けます。それでは、、、
“いってらっしゃい”
  
担当:普音科3年 岩尾