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3年間を振り返って

英数科
卒業まであと数えるくらいしかありません。卒業するにあたり、生徒たちに作文を書いてもらいました。本当にいろいろな思いで3年間を過ごし、そして卒業していきます。教員も寂しい気持ちですが、桜丘高校を卒業しても立派に活躍してくれることを期待しています。(文責:齋藤)
3年S組 金子留巳  章南中学校出身
高校3年間の楽しかった思い出は、櫻輝祭などの行事はもちろんいい思い出ですが、毎日仲間と過ごしたことが一番の楽しい思い出です。私は高校に入学する前から「勉強を頑張る高校3年間にしよう」と決めていました。なので、居残りは毎日最後まで参加をし、学習クラブに入部し、休日も勉強に励みました。学習クラブでは人生で初めての勉強合宿を経験しました。大学の先生が講義をしてくださったり、英語で映画を見たり、海にも行きました。
 私は勉強することでいろいろな知識を身に付けただけではありません。友達や先生、家族がどれだけ大切な存在なのかに改めて気づくことができました。私は3年間勉強をしてきましたが、同じ想いで勉強をしている友達が周りにたくさんいたことで、より勉強に対して頑張ることができました。3年生になり、模試の回数も増えました。成績が上がらなくて涙することも何回かありました。そんな時はいつも友達が一番に私を励ましてくれました。勉強から抜け出して友達と川で気分転換をしたこともあります。先生はどんなに私の成績が悪くてもいつも私に前向きになる言葉をかけてくれました。先生がいなかったらこんなに頑張ることはできませんでした。苦手な数学では、毎日ノートを見てくださり、先生がいなかったら数学から逃げてしまっていたと思います。そして一番側で支えてくれたのは家族です。朝学は早いのに毎日お弁当を作り、悔し涙を流した時は次の日に両親が神社でお参りをし、兄はお守りも買ってくれました。いつも私に気を遣って一緒に頑張ってくれる。それが私の家族です。
 私が3年間で成長したことは、心が強くなったことです。私はいつも自信を無くし、ネガティブになることがあります。しかし受験勉強を通して友達や先生、家族のおかげで心が少し成長したと思います。それを糧にしてこれからも頑張り続ける人に、そして感謝の気持ちを忘れない人になりたいです。

学習クラブ勉強合宿

3年T組 12番 戸澤小春  吉田方中学校出身
 志望校の受験を一か月後に控えた今、高校三年間を振り返って思うことは、本当にたくさんのことを経験できた三年間だったということだ。ここでは、その中でも特に心に残っている2つのことについて書きたいと思う。
 一つ目は、一年生のときの合唱コンクールだ。私は伴奏を担当した。私は伴奏をしたことがあったものの、ピアノ教室は中学生になる前に辞めていたし、腕前に自信があるわけでもなかった。しかし、たった一度だけの貴重な機会だからと思い挑戦することにした。結果は三位という悔しいものだったが、その悔しさも皆と共有することが出来、今ではほんとに良い思い出として心に残っている。
 二つ目は、三年の体育祭だ。二年生のときに悔しい思いをした分、受験生でありながら朝練をしたり、体育の授業での練習をがんばったり、みんなで努力した。特に、リレーは男女ともに本当に一生懸命練習をしていて、このクラスなら今年こそ優勝できるのではないかと思った。当日はみんな全力で戦ったし、全力で応援した。優勝は出来なかったが、私たちはこのメンバーとこのクラスにいることが出来て本当に幸せだと心から思った。
 この数百字の紙には書ききれないほど、私は三年間でたくさんの経験をした。悔しいこと、悲しいこと、つらいこともたくさんあった。学校に来れなくなったこともあったし、先生や友達に迷惑や心配をかけたのも一度や二度ではない。考え始めれば、あふれるようにたくさんのことが思い出される。
これからも辛いことは沢山あると思うけれど、三年間で経験した様々なことを役立てて目標に達成していきたい。

1年次の合唱コンクール

3年次の体育祭 3位入賞