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中日新聞から取材

英数科
先日、中日新聞の記者が取材に来ました。今回の話題は、前回に引き続き、「18歳選挙権」18歳の高校生が現代の政治に何を想っているのか。を探るものでした。

→取材を受ける3年T組(左から)黒田茉莉さん、守屋美音さん、吉荒加織さん
 

今回のトピックは「野党の質問時間よりも、与党の質問時間を増やしたほうがいいのではないか」というものです。
現状では、野党の質問が8割程度となっているが、その時間を減らし、与党の質問時間を増やしたほうがいいという考えに対し、生徒はどのように感じたのでしょうか。
まず1つ目の論点は、なぜ与党の質問時間を増やすのか。ということです。生徒も疑問に感じました。「与党は政府の仲間である。その仲間からの質問を増やすことにメリットはあるのか。」「野党が批判することによって公平性が保たれるのではないか。」「そもそも国民の多くは自民党に票を投じた。その与党が批判されてばかりではなく、与党の意見が反映されやすいようなシステムだからいいのではないか。」「いや、与党がやりたいようにやっていては、そのうちエスカレートし、独裁政治になるのではないか。」「国民にしっかりと伝えられないといけないことが隠され、結果的に国民の信頼を裏切る結果になってしまわないか。」など、熱い議論が繰り広げられました。
 桜丘高校では先日、生徒会役員選挙が行われました。その際、本校教員である丹羽将一朗教諭から、「政治に参加するというのは、選挙の時だけ盛り上がる、選挙に行けばいい。ということだけではない。その後、しっかりと世の中に目を向け、そして政治家を見ていかないといけない。」と話がありました。衆議院選挙が終わり、これからはしっかりと政治に目を光らせ、これからの日本を考えていかないといけない。考える力を養うためにもこれからの勉強に精を出してもらいたいと思います。(文責:齋藤)