校長挨拶・教育理念

こんな時代だからこそ大切にしたいものがあります

日々刻々と移り変わる、価値観の多様化した今の社会は、子供たちにとって自分の将来が見えにくいものとなっています。このような時代だからこそ、わたしたちは二つのことに力を注いでいきます。

桜丘中学校校長 飯田 祐二

桜丘学園はキリスト教の精神「信・望・愛」を理念として、大正15年に創立されました。その建学の精神は、今日まで脈々と受け継がれ、桜丘中学校の目標である「かしこさ・やさしさ・つよさ」のなかに息づいています。それは「人としてどう生き、他者をどう受け入れるか」、「幅広く深みのある生き方とは何か」を端的に表現しています。
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教育理念

「かしこさ」  自分らしく生きる力です
建学の精神「信」は「信仰・信念・信頼」を意味します。
桜丘は知識の習得を重視しながら、それを生きる力に結びつけていかなければならないと考えています。それは社会や集団の中にあって誠実に自分の存在を生かすことであり、自己実現を意味します。
 かつては、「人に迷惑をかけない」「いじめは卑怯だ」といった行動規範は家庭や地域の中で常識と教えられてきました。社会の教育力が低下してきた現代こそ、「学ぶこと」を「生きる力」に結びつけ、よりよく生きることが求められます。

「やさしさ」  
他者を思いやる力です。
建学の精神にある「愛」と結びつく精神です。
昨今起こっている痛ましい事件や社会のありようは、他者の存在を認めなかったり、その心を想像できないことが背景にあります。それは現代社会に思いやりの心が欠如しているからです。
 思いやりは、自分を大切にする心から生まれます。その心が自分と違う他者を思いやり他者の価値観や行動を尊重できるのです。他者への深い思いやりが「やさしさ」なのです。


「つよさ」   困難に立ち向かう精神力です。
それは「腕力」や「威圧」の強さとは無縁です。
いかなる困難な状況にあっても希望、目標実現のために粘り強く努力する力が求められています。現代の青少年は傷つきやすい・キレやすいと指摘されています。それは精神の弱さに起因しています。
「つよさ」とは腕力や威圧とは無縁の精神の強さであり、逆境にあっても冷静に自己を見つめ対処する力です。

ますます不透明、不確かな混迷する社会を、自分らしく豊かに生き抜いていくために、桜丘は基礎学力をしっかり身につけさせ、体験、協働の教育活動を通じて「かしこさ・やさしさ・つよさ」を併せ持った人間力の育成に努めていきます。