部活動速報
桜丘高等学校には、運動部34・文化部9・同好会2つと数多くの部活動があります。
この中から自由に選択し、高校生活を充実したものにしてください。

部活動速報

「3年振りに東北に行ってきました!」

地域活動
8月26日から28日に孫だよりIACの3年生を中心に5名が宮城県気仙沼市を中心に今回初めて東北を訪れ、現地で震災について学び、また現地の方々と交流してきました。コロナ禍もあり、3年生にとっては初めての訪問でした。
震災遺構である大川小学校さんや旧向洋高校さんの旧校舎を見学し、「津波の被害の大きさ」を目の当たりにしました。
  
また、自らも災害に備えるためのサバイバル飯体験に参加し、震災時でもあるだろう材料(空き缶など)を使い、1から火をおこし、ご飯を炊く技術を学びました。
一昨年道徳の教科書にも取り上げられている震災時に活躍した連絡船「ひまわり号」の船長さんが桜丘高校に来てお話に来てくださいました。3年生の生徒にとって2年振りの再開です。訪れた大島で、実際にひまわり号に乗せていただき、たくさんお話を聴かせていただきました。
これまでに交流があった方などともお会いし、「生の声」をたくさん聴き、たくさん学んできました。
あまりの衝撃に涙する生徒もいました。復興支援を終えて生徒の感想は、
「前を向いてこの震災を忘れないようにしている活動を見て知ることができて本当に良かった」
「学んだことを持ち帰って、地域のために貢献していきたい」
「命を守るために、最速の避難が必要だと痛感した」
「改めて津波などの災害の恐ろしさを感じました」
「昔は津波なんか来ても泳げば何とかなると、軽率な気持ちでしたが、2階まで車が来ると思ったら、いかに自分の考えが浅はかだったと気付いた」
など、復興支援を経てたくさんの想いを抱いています。今回学んだことを忘れず、率先して周りに伝えていったり、もしこの東海地方に大地震が来た時には、東北の方々の言葉を元に動けるような人になって欲しいです。
(文責:北村)